Dropbox と Dropbox Sign を利用してコラボレーションと承認プロセスを効率化した Binladin Contracting Group の取り組み

共同作業でより良い建設を

Binladin Contracting Group（BCG）は、アラブ首長国連邦における建設プロジェクトの先駆者として、豊富な実績を誇っています。最初の大規模プロジェクトとして 1968 年に手掛けた全長 120 km の道路橋は、首長国北部の交通アクセスを向上させました。建設業界のリーダーである BCG は、地理的に分散したプロジェクト間での共同作業を、どのように改善できるか常に模索してきました。

「適切なポリシーを設定し、ガバナンスを遵守するには、適切なソフトウェアを選択する必要があります」と、Binladin Contracting Group（BCG）の情報通信技術マネージャーであるセーラム・バジャバ氏は振り返ります。BCG は、プロセスを合理化し、建築家、エンジニア、請負業者、サプライヤー間の共同作業を強化するために、Dropbox と Dropbox Sign を選定しました。Dropbox によって、デバイス間でのシームレスなファイル同期が可能になり、複数のユーザーが共同作業を行えるようになりました。「遠隔地で働く従業員は、Dropbox を利用して、同僚や他の場所で働くチームとの共同作業を安全に行っています」とバジャバ氏は強調します。BCG 全体で Dropbox の導入率が高いことから、従業員は Dropbox ストレージに多数の新しいドキュメントを追加するようになり、ストレージ サイズは当初の 26 テラバイトから 60 テラバイト近くまで増えました。こうした活用の動きにより、BCG はコストを削減しながら、現地のガバナンスへのコンプライアンスを向上させました。

BCG において Dropbox Sign の導入は、ドキュメントの承認ワークフローにも革命をもたらしました。数日かかっていたプロセスがわずか 30 分で済むようになり、プロジェクトのタイムラインが加速したのです。バジャバ氏は次のように話します。「たとえば、IT ハードウェアの調達には、最低でも 2 日はかかっていましたが、Dropbox Sign のおかげで大幅に時間が短縮され、調達承認プロセスにかかる時間は 30分になりました。」